STORY

ワインの種類で最もわかりやすく、身近なのは、色の違いによる分類です。そんな当たり前の事をベースに今回のワイン会は行いました。

カラフルなワイン1種類ずつを選ぶ作業は私自身とても楽しかったです。 白ワイン、ロゼワイン、オレンジワイン、黄ワイン、赤ワイン、黒ワインとレパートリーにとんだワインをご用意する事ができました。 オレンジワインや黄ワインが目玉としてご用意させていただきましたが、こうしてテイスティングしてみると、あたり前なのですが色による味の違いと言うものを顕著に感じました。白よりでもロゼよりでもないオレンジだったり、

白よりでもフィニッシュの余韻感は独特なニュアンスを持つ黄ワイン、赤よりも濃厚で絡みつくような黒ワインと、ワインという括りの中でも、全く違う個性を発揮するブドウという果実には驚きを感じます。もちろん醸造技術というもの大きく関係しているのでしょうが･･･
個性が際立っているのでとてもお料理には合わせやすかったですが、黄色ワインは比較試飲をできるだけ早くしてもらいたかったとはいえ、もう少し遅く出せばよかったかなとも思いました。 いろいろなタイプのワインを飲めて楽しいとおっしゃるお客様が多かったのですが、次回は逆に同じタイプワインから個性の違いなども紹介して楽しんでいただきたいとも思いました。 ご来店どうもありがとうございました。

ソムリエ　猪股