タピルージュ ワインクラブ"20"
2009年5月14日
〜 英国王室に愛されるシャンパーニュ ジョセフペリエの夕べ 〜

オットーさんは、一見真面目そうに見えましたが、実際は気さくな方で、とてもフレンドリーでした。シャンパン、ジョセフ・ペリエの知識はもちろんの事、語学も堪能で、フランス語、英語の他にも、イタリア語やスペイン語、ドイツ語までマスターしているそうです。時々、話す冗談も、もちろん一流でした。
今回は、お客様の来店時に、一組ずつエントランスにてオットーさんと記念撮影を行いました。皆様笑顔でフレームにおさまっていました。
セミナーが始まり、私、猪股がシャンパンの概要を話したのち、オットーさんの、日本語の「乾杯」と言う発声でCuvee Royale Brut N.Vに口をつけました。
オットーさんは特にシャンパンの温度に繊細な注意を払っていました。
Cuvee Royale Brut N.Vは8℃〜10℃が好ましいのでその温度で提供してほしい要望をうけました。通常スタンダードのシャンパンはもう少し下の温度で提供する事が多いのですが、しっかりとしたつくりのジョセフ・ペリエは、やや高い温度の方が、香りがたち、味わいにも果実味が広がり、より奥行きを感じられるとの事です。
テイスティングを行いながら、オットーさんにシャンパーニュ地方の土壌とジョセフ・ペリエの歴史や特徴を説明していただきました。
熱のこもる話を聞いていると、オットーさんが、とてもジョセフ・ペリエが好きという気持ちが伝わってきました。
お食事中はオットーさん、通訳の堤さん、jaluxの堀江さんに各テーブルをまわっていただき、お客様と一緒にお食事を楽しんでもらいました。
すぐにワイン会のお客様と打ち解けて、談笑して和やかな雰囲気でした。
今回ご参加いただいた、ワイン会のお客様は、フランス語、英語を話せる方が多く
直接、オットーさんとお話しをしていました。流暢な会話を聞いていると、私ももう少しフランス語を学ばなければと思いました。
アミューズの仏産ソラ豆のブレゼ・ハムのムースと赤ピーマンのクーリをCuvee Royale Brut N.Vと共に楽しんでいただき、少し時間をはさみ、Blanc de Blancs を提供致しました。
このシャンパンは名前の通り、白ブドウ(シャルドネ)のみを使いつくられたシャンパンです。フレッシュで溌剌とした味わいを持ちます。
オットーさんに聞いたところ、イギリスの王室から愛されているジョセフ・ペリエですが、とくに、このBlanc de Blancsが好まれているそうです。
ボルドーの白を思わせるシャンパンと言うオットーさんの言葉が印象的でした。
スモークした鮮魚とアスパラガスのジュレと非常に相性が良かったとのコメントもいただきました。
メインのお料理、ホロホロ鶏の才巻海老詰めローストの提供前には、今回の目玉でもある、Cuvee Royale Brut Vintage 99とジョセフ・ペリエの誇る、最高級キュベJosephine98をご紹介致しました。
Josephineのエチケットは特殊で、瓶にそのまま装飾されていて、金粉も使われています。煌びやかなボトルに目をうばわれます。
こういった最高峰のプレステージシャンパーニュには、ブドウもグランクリュの畑のブドウのみで造る事が多いのですが、ジョセフ・ペリエにおいては、2%〜5%ほど、プルミエクリュの畑のブドウも使われています。
それほど、コストも変わらないのなら100%グランクリュにして販売した方が売れそうなイメージを私自身持っていて、なぜそうしないのかオットーさんに聞いてみたところプルミエクリュの畑の中にも、強い個性をもつ素晴らしい畑があり、ジョセフ・ペリエの持つイメージと重なり、この畑のブドウは外せないそうです。シャンパンのアッサンブラージュの奥深さとジョセフ・ペリエのこだわりを感じました。
会の終わりには、オットーさんから非売品のジョセフ・ペリエのステッカーが手渡され、お客様とのお別れを名残惜しんでいました。
通常のワイン会と異なり、海外ゲストを招いてのワイン会でしたが、皆様にご満足いただけたようで、大変嬉しく思います。またこの様な企画をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
ソムリエ 猪股
