タピルージュ ワインクラブ”20”
~真髄の極み~ イタリアワインの王”バローロ”
2010年3月21日
お料理はオードブルに春野菜をふんだんに使ったバーニャカウダ風のお料理をメインディッシュには、どのバローロとも愛称の良い仔牛のロースとカツレツをソラ豆のニョッキと共に召し上がっていただ
きました。
デザートには季節物、桜のブランマンジェをご用意致しました。
まだ少し寒いですが、春の訪れを感じていただけたのでは無いでしょうか。
今回、イタリアワインの王バローロを紹介する事ができ、フランスワインとは違う感想も聞く事ができました。私自身とても参考になりました。ありがとうございます。
次回のワイン会は5月中旬ごろ、フランスのシャンパンメゾン、JANNISON & FILS (ジャニソン・エ・フィス)と提携致しましてシャンパンのワイン会を開催したいと考えております。詳しい日時が決まりましたらご案内していく予定です。どうぞ今後ともよろしくお願い致します。
タピルージュ ソムリエ 猪股
葡萄品種自体の個性が強いアルネイスと、品種自体に個性が少ないシャルドネです。
と説明すると、えっ!シャルドネは世界中で作られてるし個性あるでしょ!と思われる方も多いと思いますが、シャルドネは、個性があまり無い分、土壌の影響、テロワールを大きく反映することができる葡萄品種なのです。
一方アルネイスは葡萄自体に由来する個性が顕著な葡萄品種です。
ですので、そんな2品種を飲み比べて頂きたいと思いました。
シャルドネはブルゴーニュからオリヴィエ・メルランという生産者の、AOCブルゴーニュシャルドネとしてはトップクラスの白ワインをご用意致しました。ステンレスにて醸造されますが、仕上げに木樽でも醸造されるワインです。凛としたミネラル感の中に樽香をほのかに感じさせる良質なワインです。
正直、このワインとの比較は厳しいかなと心配だった面もありますが、なかなかどうしてロエロアルネイス、素晴らしい出来栄えでした。白いバローロと賛辞されるワインだけあって厚みがあり、果実味や柑橘系の酸味を感じさせ、後味にわずかに残るビターなニュアンスがこのワインを際立たせます。
2004年にDOCGに認定されたばかりで日本では流通量がとても少ないワインですが、今後は増えていくのではと期待させられるワインでした。


3/21日曜日タピルージュにてワイン会を行いました。
当日は風の強い中、多くのお客様がいらっしゃいました。どうもありがとうございます。
今回はイタリアワイン、ピエモンテの雄、王のワインバローロをご紹介させていただきました。以前にイタリアからトスカーナのワインを取り上げた事がありましたが、あれから早2年。月日が流れるのは早いものですね。
今回のセミナーではバローロが王のワインと呼ばれる5つの理由を中心に、スローフード運動と密接な関係にある白葡萄品種アルネイスなどをご紹介していきました。
今回は特にワインの熟成方法に焦点をあて、クラシックタイプ、モダンタイプ、中間のタイプと分類して、同一ヴィンテージの2005年、グラスの形状も一緒のものをご用意して水平テイスティングでお飲みになっていただきました。
それぞれの特徴が良く出ていたのではないかと思います。
「3種類とも明らかにネッビオーロなのに、こうも味わいに違いがあるとは!」と驚いていたお客様や「前提が共通しているからバローロなんだよな」と表現なさるお客様と、いろいろ感想を伺えました。イタリアワインを普段あまり飲まないお客様も「ネッビオーロの持つポテンシャルに惹かれるよ」と、驚きつつも喜ばれていました。
皆様のお好みのワインはきれいに3タイプのバローロにわかれました。クラッシックタイプのバローロでもすでにパフォーマンスを発揮している驚きと共に、大樽、バリック(小樽)両樽混醸と、何通りも熟成方法があるのは、消費者のニーズに答える生産者のあり方でもあるように思えました。
白ワインにおいては、近年、成長著しいピエモンテ土着品種アルネイス種と、世界各地で生産されるシャルドネをご用意致しました。こちらは2006年のビンテージで合わせました。
ちなみに今回の資料の表紙に使った写真は、サヴォイア王家の王宮群と言って、16世紀末にトリノの周りに建設されたサヴォイア公国の都です。ユネスコの世界遺産にも認定されているそうです。ワインを優先して、紹介しそびれてしまいました。何だろう?と思われたお客様も多かったと思います。すいませんでした。
テイスティングでは、ズバリ比較をテーマに楽しんでいただきました。
イタリアワインの中でも最も長期の熟成に耐えられ重厚感のあるバローロですが、実はバローロと言ってもさまざまなタイプがあります。生産地域や造り手の生産方法によって、時にまったく違ったバローロが生み出される事があります。
